角小間 1 小間のブース施工例

「小規模出展社向け展示会ブース設営サービス」ユーザー事例

 

第 11 回 データストレージ EXPO

2009/5/13〜15

東京ビッグサイト 西展示棟 3 ホール

 

事業部として初めて展示会に出展された出展社様(以下 A 社)に、ブースレイアウトや来場者の目を引き、足を止める「キャッチコピー」としてのサインを使い方を提案し採用いただいた「角小間 1 小間」のブース施工例をご紹介します。

契約の関係で社名は伏せさせて頂いておりますが、事例としてご紹介させていただくことをご了承いただきました。ブース写真も、パラペットの社名サイン、及び展示台の腰部分のロゴマークを消してあります。

 

 

KISCO-1修正.jpg

 

  DS-会場‐メイン導線-修正.jpg

小間位置とメイン導線 

 

弊社が、A 社の出展・ブース設営のお手伝いをさせていただいたきっかけは、弊社の「展示会出展無料アドバイスサービス」をご利用いただいたことです。

その時点で、5 月の「データストレージ EXPO」 、6 月の「設計・製造ソリューション展」、7 月の「デジタルパブリッシングフェア」、10 月の「関西 設計・製造ソリューション展」への 1 小間の出展申込をされており、それぞれの展示会において事務局の用意したパッケージブースをあわせてお申込済みという状況でした。

弊社は、展示会出展無料アドバイスにおいて、角小間 1 小間の場合、三方壁面の 1 小間の場合で、来場者の足を止めるための推奨レイアウト、来場者の目を引くためのキャッチコピーとなるサイン表示、説明パネルの使い方や、通路に立ってリーフレットやばらまきチラシを差し出しながら声をかけるという小規模出展の鉄則をアドバイスさせていただきました。

 

そして説明パネルの制作をご依頼いただき、具体的なレイアウト、装飾、サイン表示について具体的なご提案の機会をいただきました。今回のご提案は、計 4 回の出展が決まっていること、パッケージブースをすでにお申込済みであること、ブース設営にこれ以上大きな予算を使えないことが前提となりました。そこで弊社は、説明パネルは当然ですが、サイン表示や展示台の腰部分の装飾を「使いまわし」を前提としたボードとして制作、撤去の際持ち帰って保管していただき次回以降の展示会でも再度利用することを提案しました。使いまわしにより、4 回の出展のブース設営費をトータルで最小限に抑えることができます。そして、角小間のレイアウトとして、3 つのパターンを提案させていただきました。

 

■ブースレイアウト

 

KISCO-パッケージブース.jpg

 

上の画像が、A 社が申し込んだデータストレージ EXPO 主催者(リード エグジビジョン ジャパン)の用意したパッケージブース(レンタル装飾 B 仕様:税別 ¥170,000 )です。

「データストレージ EXPO 」は、角小間が確保できていたので、上記のレンタル装飾、そしてブースの構成要素(出展製品:3 製品、それぞれに展示台、説明パネル)を前提に角小間 1 小間の場合の選択肢となる標準的なレイアウト、3 パターンで提案しました。

 

弊社が提案させていただいたレイアウトは以下の通りです。各プランとも展示台はレンタル装飾に含まれる 2 台に 1 台追加していただきました。そしてインフォメーションカウンターは使用しませんでした。

 

●PLAN-A

 

 KISCO-PA修正.jpg

 

KISCO-A-平面.jpg

 

PLAN-A は、三方壁面の 1 小間ブースと同様に来場者が狭いブース内には入ってこないものと想定したレイアウトです。展示製品を通路に面する位置に配置し、展示台(展示製品)のすぐ後に説明パネルを表示するパターンです。

展示台-余白.jpgこのレイアウトでは展示台の後に説明パネルやサインを表示する壁面が必要になるのですが、オリジナルパネルスタンドの買取など数パターン提案した中から、展示会事務局の指定業者へ直接レンタル展示台のシステムを別途追加料金を払って追加する方法が選択されました。システム部材で展示台の後側の面に H 2700 のバックパネルを立てるのです。

下の実際のブース写真をご覧下さい。展示台の後の壁面は追加したシステム部材の壁面です。

説明パネルは、タイトル(製品名や特徴・キャッチコピー)をアイキャッチとして機能させるためにもできるだけ大きな文字にするべきであり、そのためには大きめのサイズで制作する必要があります。今回は A1 サイズで制作しました。

 

 KISCO-1修正.jpg

 

●PLAB-B

 

 KISCO-PB修正.jpg

 

KISCO-平面-B.jpg

 

●PLAN-C

 

 KISCO-PC修正.jpg

 

KISCO-平面-C.jpg

 

PLAN-B ・ PLAN-C は 来場者をブース内に誘導することを前提としたレイアウトです。ブース内に誘導するといっても 1 小間のスペースですのでほんの 2 〜 3 歩です。しかし、開放感のある角小間だから有効なレイアウトなのです。三方壁面の 1 小間ブースでは来場者をブース奥の展示製品の前まで誘導しようとしても、その 1 歩を踏み出させるのはとても大変なことなのです。

角小間 1 小間のブースをオリジナルデザインで設営する場合、多くのディスプレイデザイナーは PLAN-B ・ PLAN-C のレイアウトを選択します。確かにディスプレイとしても見映えがよく、出展製品がどの導線からでも全て見渡せるというメリットもあります。

今回の場合、弊社としても 3 案のプランの中に捨て案はなく、どの PLAN が採用されても効果に大きな差はでないと考えていました。もちろんどれかひとつの PLAN を弊社が選択するとしたら PLAN-A を選択しましたが。PLAN-A が採用されたのは、出展製品の営業担当者であるA 社出展担当者様が事前に別の展示会場を視察され、出展製品を通路全面に配置したほうがより来場者をつかまえられると考えたからです。 

 

■サインボードと装飾ボード

 

さらに弊社が提案したのが、ブース前を通りかかる来場者の目を引き、足を止めるためのキャッチコピー・アイキャッチとして機能するサインの表示と、通常の(ありきたりの)システムブースと差別化を図りブースの見映えや出展社の意欲をアピールするためのワンポイント装飾となるシステム展示台の腰部分の装飾ボードです。

 

●キャッチコピー・アイキャッチとして機能するサイン表示 

 

来場者の大多数が「必ず訪れるブース」に入れるであろう大規模出展の業界大手企業なら別ですが、一般的な出展社、特に 1 小間・ 2 小間で出展する小規模出展社の場合は、来場者がブース前の通路を通り過ぎるほんの数秒が勝負なのです。来場者の目を引き、足を止めることができなければ大多数の具体的なニーズを持たない情報収集目的の来場者はただブース前を通り過ぎるだけです。

派手なディスプレイは来場者の目を引くことはできますが、足を止めることはできません。来場者が足を止めるのは、「このブースには、課題の解決に役立つ製品がある、来場目的の製品・サービスがある、自分の仕事に関係のある製品・技術がある」と思うからです。来場者として混雑している展示会場を歩いてみると、何を出展しているのかすぐには分からないブースは結構多いのです。ですから弊社は、展示会ブースにおけるキャッチコピーが重要だとお客さまに説明・提案しているのです。

 

KISCO-2修正.jpg 

 

KISCO-3修正.jpg 

 

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上の 3 枚の画像をご覧ください。

1 枚目・ 2 枚目は西 3 ホール入口から会場奥へ向かう通路から、3 枚目はその通路と交差する通路から、来場者の目線で A 社ブースを撮影したものです。通路がメイン通路よりやや狭いので、ブースの手前からでは展示台のバックパネルに設置したサインボードが見えません。そこでパラペットを支えるポールにもサインボードを設置しました(1 枚目の画像)。

そして、通路を進むとかなり大きめの文字で A 社ブースのキャッチコピーが目に入ります。そして展示製品はすぐ目の前にあり、説明パネルのタイトル(製品名・特徴・キャッチコピー)も大き目の文字で表示されています(2 枚目の画像)。

今回弊社は、運営についてはアドバイスをさせていただいただけで直接関わってはいなかったのですが、初日に通路から観察したところ、ブース前で製品やキャッチコピーに目を止め、足を止めた来場者に A 社説明員の方が声を掛けた場合は、かなりの確率で製品説明・会話へとつながっていました。ブースへの集客という面で、同じ通路(メイン導線より来場者の少ないサブ導線)の出展社と比較しても健闘されていたと思います。 

 

●装飾ボード 

 

今回、システムブース(レンタル装飾)での出展ではありますが、レイアウトやサインボード・装飾ボードの提案においてディスプレイデザイナーがブースデザインを担当しました。サインボードも装飾ボードも、一見なんでもないようなものですが、実はブース全体のディスプレイ構成を考えた上での提案なのです。

 

 KISCO-1修正.jpg

 

上のブースからサインボード・装飾ボードを取り払ったら、展示台と説明パネルだけのまさしく真っ白なシステムブースになってしまいます。元はシステムブースですが、サインボードと展示台の装飾ボードによって、オリジナルデザインブースにはかなわないものの、最近特に増加している基礎小間装飾・システムブースの出展社ブースとの差別化を図り、出展社の意欲をアピールすることができます。

 

サインボード・装飾ボードに使用したボードは「プラダン」です。運送会社が養生材として使用するボードでホームセンターなどで市販されているものです。今回は数回の展示会で繰り返して再利用すること、金属のシステム部材に両面テープ付のマジックテープで貼ることが前提なので、コスト・軽さ・ボードが反ってしまった場合でもマジックテープで貼り付けて反りを矯正できるやわらかさなどを基準に様々な素材を検討・テストし選択しました。

サインボード・装飾ボードともに「プラダン」に下地のカッティングシートを貼り、その上にシート文字を図面に従って貼っただけのものです。さらに低コストな方法として説明パネルと同じボードに同じようにインクジェット印刷してカットする選択肢もありますが、素材のやわらかさと質感から今回は「プラダン」+カッティングシート・シート文字を提案しました。

 

●キャッチコピー

 

展示会ブースにおけるサインは、社名表示や企業スローガンなどが一般的ですが、特に来場者層における知名度の低い企業の場合は、キャッチコピーが重要なのです。極端な話ですが、社名表示かキャッチコピーかの二者択一の必要がある場合は、社名表示ではなくキャッチコピーを表示されることをお勧めします。なぜなら、知名度のない社名を表示して誰も足を止めてくれなければ出展した意味がないからです。場合によって弊社は、パラペットには社名を表示する代わりにキャッチコピーを表示することを提案します。

キャッチコピーの原則は、表示スペースの中で適切な文字サイズで収まる文字数でなければならないことです。文字が小さすぎてターゲットである来場者が気づかなければ意味がないからです。そして、来場者層の中でも貴社・出展製品のターゲットが無意識にでも反応するような「キーワード」を使います。想定されるターゲットのニーズ、貴社製品・技術によって解決できる悩み・貴社製品が提供することができるソリューションは何かを考えてキーワードを選択し、コピーを考えます。このキーワードは、出展製品の営業マンならすぐに思い浮かぶものがあるはずです。

今回は、キャッチコピーのサイン表示を提案させていただくにあたり、キャッチコピー自体も弊社から提案、採用いただきました。

 

最終的に今回弊社がお手伝いさせて頂いたのは下記の項目です。弊社の標準的なブース設営関連料金の参考となると思いますので御見積金額も掲載してあります。

 

 項      目

 価格(単価)

 弊社管理費

 数  量

 金  額

 説明パネル        
  レイアウト・データ制作費

 10,000

 2,500

 3

 37,500

  パネルプリント代(A1)

 6,000

 1,500

 3

 22,500

  アルミフレーム(A1)

 1,400

 350

 3

 5,250

  送料他経費

2,500

 

 一式

2,500

 コピー    

 一式

 40,000

 サインボード(W1,030×H400) ×3枚 

 28,500

 7,125

 一式

 35,625

 装飾ボード ×3枚

 23,500

 5,875

 一式

 29,375

 ポールサインボード

 9,800

 2,450

 1

 12,250

 現場雑材費(マジックテープなど)

10,000

 2,500

 一式

 12,500

 ブースデザイン

 15,000

 3,750

 一式

 18,750

 製作図面

 15,000

 3,750

 一式

 18,750

 合計金額      

  235,000

※消費税別途

 

御見積項目の中に、企画料その他は含まれていません。企画に相当する部分は「無料アドバイスサービス」に含まれるからです。「価格(単価)」は弊社の協力会社・クリエイティブパートナー企業の見積額(弊社にとっての仕入れ金額)そのままです。弊社は各項目において管理費として別項目で請求させていただくシステムです。

「ブースデザイン」は、ブース全体のディスプレイデザインの中でのパーツとして「サインボード」・「装飾ボード」の仕様を決定するクリエイティブワークに対するフィーです。また「製作図面」とは、ブース設営用の図面、サインボード・装飾ボードの実際の製作をお願いする各専門協力会社(切り文字、カッティングシート・シート文字の貼りこみ・カットなど)へ渡す図面作成に対するフィーになります。

ご覧のように、今回弊社がお手伝いさせていただいたのは、ブースレイアウトの提案とサインボード・装飾ボード・説明パネルを納品するところまででした。

 

●実際のブース設営について

 

実際のブース設営は A 社担当者が自社で行いました。設営といってもボードとパネルを貼るだけですが、実際に初めてブース設営作業をされた A 社担当者さまも「こんなに大変だと思っていませんでした」とおっしゃっていた通り、そんなに簡単な作業ではないのです。取付のやり方は書面にして事前にお渡しし、弊社もパネル・ボードを展示会場へ納品した際にお手伝いはさせていただきましたが、パネル 3 枚・ボード計 6 枚を貼るだけで 2 時間以上かかりました。本来専門の職人さんが行う作業を慣れない出展社が行うのですから、慣れるまでは結構大変です。ただ慣れてしまえば十分自社でブース設営できます。今回の A 社ブースはそのサンプルでもあります。

ブース設営コストを抑えようとした場合、ブース設営費用における人件費(施工人工代)や車両代などが結構大きな割合を占めます。今回の A 社への提案は、計 4 回の出展が前提でしたので、トータルのコストを抑えるためにも自社でブース設営ができるプランが必要だったのです。


第 20 回 設計・製造ソリューション展

2009/6/24〜26

東京ビッグサイト 東館 2ホール

 

設計・製造S.jpg

 

上の写真が、データストレージEXPO の翌月に開催された「第 20 回 設計・製造ソリューション展の A 社ブース、両サイドを他社ブースに挟まれた間口 3 m の 1 小間ブース( 1 面開放ブース)の施工例です。

角小間の場合と比べ、通路に面する間口が 3 m しかありません。このわずか 3 m の中で来場者の足を止めなければなりません。角小間の 1 小間や 2 小間ブースと比べて条件がさらに厳しいことがお分かりいただけると思います。ですから、展示製品やアイキャッチとなるキャッチコピーのサイン表示は来場者の最も目に付く位置、通路に面するブースの一番前にあるべきなのです。場合によっては、パラペットに社名表示だけではなくキャッチコピーを表示するなどより大胆なブース設営も検討すべきだと考えます。

A 社の施工例の場合は、 説明パネルとサインを表示する壁面を展示台のバックパネルとして立てた場合の標準的なレイアウトです。このレイアウトの場合は、来場者を通路でつかまえてそのまま通路で製品説明・名刺交換へもっていくことになります。出展製品や製品のサイズなどの条件が合えば、展示台をはさんで対面で来場者に対応するレイアウトも考えられます。

 

どちらにしても、「来場者を通路でつかまえる」ことが必要であり、そのためには出展製品は通路に面したブースの最全面に展示するべきなのです。当然ですが、出展製品もある程度絞込む必要があります。肝心の出展製品やキャッチコピーが来場者から最も見えにくいブース奥の壁面に押しやられてしまっては、来場者はブースの奥の出展製品に気づくこともなく、目もくれずにあっという間に 3 m しかない貴社ブース前を通り過ぎてしまうのですから。

高い出展料を払っているのに出展製品を絞り込むなどもったいないと思うのが人情ですが、特に 1 小間での出展の場合は訴求のポイントを極力絞り込むことが新規見込顧客獲得という出展目的を達成するために絶対に必要なのです。ほんの数秒で貴社ブース前を通り過ぎる来場者にも、明確に「このブースには何が出展されているのか」が分かるようにアピールするのです。この訴求ポイントが絞れずにぼやけてしまっては、来場者の足を止めることができないのです。


1小間・2小間のスペースで展示会に出展される企業さま!!

新しいブース設営サービスをご案内いたします。

 

このページでご紹介させていただいた、弊社の推奨するブースを具体的に提供させていただく、低コストシステムブース設営サービスを開始しました。


事務局の提供するパッケージブース(レンタル装飾)よりも低コストで、よりディスプレイとしてのクォリティが高く、より機能的・効果的な展示ブースをご提供します。

自社でシステム部材を保有することで、弊社の推奨する展示ブースをどこよりも安くご提供できるようになりました。低コストでも展示会出展に関する有効なご提案とサポートをお約束します。

オリジナルデザインブースやデザインパッケージブースでは費用対効果に疑問があり、事務局のパッケージブースでは効果に不安があるという出展社さま、是非 展示会ブース設営の新しい選択肢として活用をご検討ください。

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